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日露戦争~第一次世界大戦(明治37年~大正7年/1904~1918)
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作詞 吉丸一昌
作曲 小松耕輔

夢より淡き三日月の
大内山にかぐろいて
先の帝御車は
果ての出でましあらせらる

火砲の響き轟きて
宵闇破る一刹那
乃木大将は御後を
慕い奉りて逝きにけり

忠勇義烈の大将は
この世後の世変わり無く
天つ御国の大君の
御側離れず仕うらん

遺言十条読みて見よ
ただ責任を重んじて
三十五年のその間
死処を求めて止まざりき

私財を家に蓄えず
名誉を一人貪らぬ
清き日頃の志し
またこの内に見ずや人

日露の戦平らぎて
勝鬨挙げて帰る日も
陛下の赤子失いぬ
父老に恥ずと嘆きたり

国に尽くすは臣の道
何をか人に言うべきと
勲を誇らず謙る
気高き心見ずや人

六十四年の生涯は
日本の武士の鑑にて
終わる最期の輝きは
純美崇高極み無し

起てよもののふ武士道の
権化をここに認めずや
今し鋭心起こさずば
腰の剣に恥あらん

我が帝国の同胞よ
鬼神涙に咽ぶべき
この壮烈に勇まずば
汝の胸に血潮無し

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文部省唱歌

御弓の先に金色の鵄
輝く光きらきらぴかぴか
眼眩んで逃げ行く悪者

昔の光今もそのまま
胸の勲章ひらひらぴかぴか
誉れ輝く日本軍人
文部省唱歌

一つとや
人々忠義を第一に
仰げや高き君の恩
国の恩

二つとや
二人の親御を大切に
思えや深き父の愛
母の愛

三つとや
幹は一つの枝と枝
仲良く暮らせよ兄弟
姉妹

四つとや
善き事互いに進め合い
悪しきを諌めよ
友と友
人と人

五つとや
偽り言わぬが子供等の
学びの初めぞ慎めよ
戒めよ

六つとや
昔を考え今を知り
学びの光を身に添えよ
身に付けよ

七つとや
難儀をする人見る時は
力の限り労われよ
憐れめよ

八つとや
病は口より入ると言う
飲み物食物気を付けよ
心せよ

九つとや
心は必ず高く持て
例え身分は低くとも
軽くとも

十とや
遠き祖先の教えをも
守りて尽くせ家の為
国の為
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