日露戦争~第一次世界大戦(明治37年~大正7年/1904~1918)
作詞 大和田健樹
作曲 小山作之助
四面海もて囲まれし
我が「敷島」の「秋津洲」
外なる敵を防ぐには
陸に砲台海に艦
屍を波に沈めても
引かぬ忠義のますらおが
守る心の甲鉄艦
いかでか容易く破られん
名は様々に分かれても
立つる勲は「富士」の嶺の
雪に輝く「朝日」影
「扶桑」の空を照らすなり
君の御稜威の「厳島」
「高千穂」「高雄」「高砂」と
仰ぐ心に比べては
「新高」山もなお低し
「大和」魂一筋に
国に心を「筑波」山
「千歳」に残す芳名は
「吉野」の花もよそならず
「千代田」の城の千代かけて
色も「常磐」の「松島」は
雪にも枯れぬ「橋立」の
松諸共に頼もしや
海国男児が「海門」を
守る心の「赤城」山
「天城」「葛城」「摩耶」「笠置」
浮かべて安し我が国は
「浪速」の海の芳しく
「竜田」の紅葉美しく
なおも「和泉」の潔き
誉れは「八島」の外までも
「朧」月夜は「春日」なる
「三笠」の山に差し出でて
「曙」降りし「春雨」の
晴るる嬉しき朝心地
「朝霧」晴れて「朝潮」の
満ち来る「音羽」「須磨」「明石」
忘るなかるる風景も
よそに優れし我が国を
事ある時はもののふの
身も「不知火」の「筑紫」潟
尽せや共に「千早」ぶる
神の守りの我が国に
「吾妻」に広き「武蔵」野も
「宮古」となりて栄え行く
我が「日進」の君が代は
「白雲」蹴立つる「天竜」か
大空高く舞い翔る
「隼」「小鷹」「速鳥」の
早き羽風に払われて
散る「薄雲」は跡も無し
鳴る「雷」も「電」も
ひと「村雨」の間にて
「東雲」晴るる「叢雲」に
交じる「浅間」の朝煙
今も「霞」の「八雲」立つ
「出雲」「八重山」「比叡」「愛宕」
「磐手」「磐城」「鳥海」山
それより堅き我が海軍
「対馬」「金剛」「宇治」「初瀬」
皆我が歴史のあるところ
「豊橋」かけて「大島」に
渡る利器こそこの船よ
敵艦近く現われば
「陽炎」よりも速やかに
水雷艇を突き入れて
ただ「夕霧」と砕くべし
「暁」寒き山颪
「漣」立てて「福竜」の
群がる敵を退けん
勲は全て我にあり
護れや日本帝国を
万々歳の後までも
「鎮遠」「済遠」「平遠」艦
「鎮東」「鎮西」「鎮南」艦
輝く国旗差し立てて
海外万里の外までも
進めや「鎮北」「鎮中」艦
進めや「鎮辺」「操江」艦
作曲 小山作之助
四面海もて囲まれし
我が「敷島」の「秋津洲」
外なる敵を防ぐには
陸に砲台海に艦
屍を波に沈めても
引かぬ忠義のますらおが
守る心の甲鉄艦
いかでか容易く破られん
名は様々に分かれても
立つる勲は「富士」の嶺の
雪に輝く「朝日」影
「扶桑」の空を照らすなり
君の御稜威の「厳島」
「高千穂」「高雄」「高砂」と
仰ぐ心に比べては
「新高」山もなお低し
「大和」魂一筋に
国に心を「筑波」山
「千歳」に残す芳名は
「吉野」の花もよそならず
「千代田」の城の千代かけて
色も「常磐」の「松島」は
雪にも枯れぬ「橋立」の
松諸共に頼もしや
海国男児が「海門」を
守る心の「赤城」山
「天城」「葛城」「摩耶」「笠置」
浮かべて安し我が国は
「浪速」の海の芳しく
「竜田」の紅葉美しく
なおも「和泉」の潔き
誉れは「八島」の外までも
「朧」月夜は「春日」なる
「三笠」の山に差し出でて
「曙」降りし「春雨」の
晴るる嬉しき朝心地
「朝霧」晴れて「朝潮」の
満ち来る「音羽」「須磨」「明石」
忘るなかるる風景も
よそに優れし我が国を
事ある時はもののふの
身も「不知火」の「筑紫」潟
尽せや共に「千早」ぶる
神の守りの我が国に
「吾妻」に広き「武蔵」野も
「宮古」となりて栄え行く
我が「日進」の君が代は
「白雲」蹴立つる「天竜」か
大空高く舞い翔る
「隼」「小鷹」「速鳥」の
早き羽風に払われて
散る「薄雲」は跡も無し
鳴る「雷」も「電」も
ひと「村雨」の間にて
「東雲」晴るる「叢雲」に
交じる「浅間」の朝煙
今も「霞」の「八雲」立つ
「出雲」「八重山」「比叡」「愛宕」
「磐手」「磐城」「鳥海」山
それより堅き我が海軍
「対馬」「金剛」「宇治」「初瀬」
皆我が歴史のあるところ
「豊橋」かけて「大島」に
渡る利器こそこの船よ
敵艦近く現われば
「陽炎」よりも速やかに
水雷艇を突き入れて
ただ「夕霧」と砕くべし
「暁」寒き山颪
「漣」立てて「福竜」の
群がる敵を退けん
勲は全て我にあり
護れや日本帝国を
万々歳の後までも
「鎮遠」「済遠」「平遠」艦
「鎮東」「鎮西」「鎮南」艦
輝く国旗差し立てて
海外万里の外までも
進めや「鎮北」「鎮中」艦
進めや「鎮辺」「操江」艦
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